Final Fantasy 3/ファイナルファンタジー 3 攻略

ときのはぐるま - ファイナルファンタジー3 ゲーム内用語の小ネタ


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作中での位置付け

アーガス城王家に代々伝わるもので、古代の民が作ったものと言われる。

飛空艇の動力にもなるもので、シドに渡すことで海賊船エンタープライズ号を飛空艇に改造してもらうことができる。

サロニア図書館には飛空艇の技術に関する記述がある本も存在し、「時の歯車」は「反物質」を利用した技術であることがわかる。


他作品での登場

FF1(リメイク版以降)
飛空艇を開発した人物はルフェイン人のシドであり、その飛空艇を再現しようとしているドワーフから「時の歯車」を手に入れるよう頼まれる。


由来になっている事柄

反物質(はんぶっしつ)
質量とスピンが全く同じで、構成する素粒子の電荷などが全く逆の性質を持つ反粒子によって組成される物質。例えば、電子はマイナスの電荷を持つが、反電子(陽電子)はプラスの電荷を持つ。中性子と反中性子は電荷を持たないが、中性子はクォーク、反中性子は反クォークから構成されている。

物質と反物質が衝突すると対消滅を起こし、質量がエネルギーとなって放出される。これは反応前の物質・反物質そのものが完全になくなってしまい、消滅したそれらの質量に相当するエネルギーがそこに残るということである 。1gの質量は約 9×(10の13乗)=(90兆)ジュール のエネルギーに相当する。ただし 発生するニュートリノが一部のエネルギーを持ち去るため、反物質の対消滅で発生するエネルギーのうち光子などの比較的検出しやすい粒子に与えられるエネルギーは、これより少なくなると言われる。

反物質は自然界には殆ど存在しないので、人工的に作らねば得ることが難しい。非常に高いエネルギーを持つ粒子どうしを衝突させると、多くの粒子が新たに生成されることは既に知られているが、これは、粒子が衝突前に持っていたエネルギーがそれに相当する質量に変わるためである。物質と反物質の衝突とは逆の事が起きていることになるので、それによって生成される粒子の中に反粒子が実際に含まれている。そのため現在では、人工的に高エネルギーの粒子を、粒子加速器という非常に巨大な装置を使って作り出し、それらを衝突させて反粒子を作りだし捕獲することで反粒子を得ている。




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