Final Fantasy 3/ファイナルファンタジー 3 攻略

ラグナロク - ファイナルファンタジー3 ゲーム内用語の小ネタ


ゲーム内用語の小ネタトップへ戻る





作中での位置付け

最強の暗黒剣。

FC版において最強の剣として登場し、それまで最強と言われていた「マサムネ」を超える性能を持つ。


他作品での登場

FF4
聖属性を持つことになり、パラディンとなったセシルの最強武器になる。月の地下渓谷でダークバハムートを倒すと入手できる。


FF5以降
次元の狭間のラストフロアで神竜を倒すと入手できる最強の騎士剣。入手時期的にはあまり活躍の場は少ない。


FF6(魔石ラグナロック)
伝説の剣「ラグナロク」が長い年月を経て召喚獣となったもの。技は敵一体をアイテムに変化させる「メタモルフォース」。プレイヤーは魔石「ラグナロック」と武器「ラグナロク」のどちらかを選ぶことになる。


由来になっている事柄

ラグナロク
「神々の運命」の意味。北欧神話の世界における終末の日のこと。ラグナレクとも言われる。

日本語では「神々の黄昏」の訳語が定着している。


『新エッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第51-53章によれば、ラグナロクが起こる前にまず風の冬、剣の冬、狼の冬と呼ばれるフィンブルヴェト(恐ろしい冬、大いなる冬の意)が始まる。夏は訪れず厳しい冬が3度続き、人々のモラルは崩れ去り、生き物は死に絶える。

太陽と月がフェンリルの子であるスコルとハティに飲み込まれ、星々が天から落ちる。大地と山が震え、木々は根こそぎ倒れ、山は崩れ、あらゆる命が巻き込まれ、あらゆる命が消える。ヘイムダルは、世界の終焉を告げる為に角笛ギャラルホルンを預けているミーミルの泉へ向かう。最高神オーディンはミーミルの元へ駆けつけ、助言を受ける。

この日には全ての封印、足枷と縛めは消し飛び、束縛されていたロキやフェンリル、ガルムなどがアースガルズに攻め込む。巨蛇ヨルムンガンドが大量の海水とともに陸に進む。その高潮の中にナグルファルが浮かぶ。舵をとるのは巨人フリュムである。ムスペルヘイムのスルトが炎の剣を持って進む。前後が炎に包まれた彼にムスペルの子らが馬で続く。ビフレストは彼らの進軍に耐えられず崩壊する。

神々と死せる戦士たち(エインヘリャル)の軍は皆甲冑に身を固め、巨人の軍勢と、ヴィーグリーズの野で激突する。オーディンはフェンリルに立ち向かうもののフェンリルに飲まれて死ぬ。オーディンの息子ヴィーザルが、フェンリルの下顎に足をかけ、手で上顎を押さえてその体を切り裂き、父の仇を討つ。トールはヨルムンガンドと戦い、ミョルニルで殴りつけて倒すが、毒を喰らい相打ちに終わる。テュールはガルムと戦うが相打ち。ロキとヘイムダルも相打ちに倒れる。フレイはスルトと戦い善戦するも武器を持っていなかったため打ち倒される。

スルトの放った炎が世界を焼き尽くし、九つの世界は海中に没する。闘いの後、大地は水中から蘇りバルドル、ヘズは死者の国より復活する。オーディンの子ヴィーザル、ヴァーリ、トールの子モージ、マグニ、さらにヘーニルらも生き残り、新たな時代の神となる。彼らはかつてアースガルズのあったイザヴェルで暮らす。

天にあるギムレーという、太陽より美しく黄金より見事な広間には、天地を滅亡させる炎も届かない。ここに、永遠に、善良で正しい人が住むのである。さらに、ホッドミーミルの森だけが焼け残り、そこで炎から逃れたリーヴとリーヴスラシルという2人の人間が新しい世界で暮らしていくものとされている。ホッドミーミルの森とは世界樹ユグドラシルの別称であるとされる。太陽が狼に飲み込まれる前に産んでいた美しい娘が、母を継いでその軌道を巡り、新しい太陽となる。




ゲーム内用語の小ネタトップへ戻る


ページの先頭へ
メニューへ